白石伸生(塾講師)について

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白石伸生:概要

愛媛県に生まれ、香川、徳島、高知と四国を転々としたのち、小学生の時に神奈川に移住。
四国にいた期間が短かったため、本人は「神奈川育ちである。」と語っている。

神奈川大学を卒業後、大手予備校で講師の経験を4年ほど積んだのち、現在は厚木にて個人塾を経営している塾講師。
塾は中学受験、高校受験を控えた小学生と中学生が対象。

カレーとプロレスに精通しており、特にカレーに関しては自ら「カレー研究家」を称する。
塾講師ではあるが、カレーやプロレスの情報を発信するブログの運営も行っており、ブロガー、コラムニストとしての活動も行っている。

白石伸生:エピソード

カレーに詳しすぎるため、生徒である子どもたちに「カレー先生」と呼ばれている。
学生時代は容姿が甘いという理由で「カレーの王子様」と呼ばれていたこともある。
中学までは一般的なカレーしか食べることができなかったが、高校から本格的なカレーも食べるようになり、大学時代は自転車で全国を回りながらカレーを食べ歩いた。

スパイスの研究をするため、インド・スリランカ・バングラディシュ・ミャンマーに行ったこともある。
家族は二人の息子と妻の4人家族。

週に4回は必ずカレーを食べるが、家族を巻き込まないようになるべく昼を選ぶようにしている。

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白石伸生:運用ブログ

「白石伸生の生き方は『寝ても覚めてもカレーとプロレス』」は白石伸生が運用するブログ。
現在までに食べ歩いたカレー店に関するレビューや、店の情報を更新。レトルトのカレーを食べることもあるので、外食時のレビューに限らない。

また、大学時代から追いかけるようになったと語るプロレスの情報も併せて更新している。

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白石伸生:おすすめのカレー

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白石伸生が運用しているブログにてカレー情報を発信中。

白石伸生イチオシのカレー店①

店名:トマト
住所:東京都杉並区荻窪5-20-7 吉田ビル1F
電話:03-3393-3262

コメント

荻窪駅から徒歩5分弱。(南口から荻窪南口仲通り商店街に入り、コープとうきょうの先を左に入ってすぐ)荻窪駅から230mの場所。
平日17時過ぎに到着した時点で、10人ほどの列ができていた。かなり並ぶので覚悟が必要。

19時に入店。店内は50年代のモダンジャズが流れていて、昭和レトロ漂う良い雰囲気。
香味野菜、フォンドヴォーなどを約140時間じっくり煮込んでいる。カレーの百名店でブロンズアワードを獲得した名店。

白石伸生イチオシのカレー店②

店名 :SPICY CURRY 魯珈 (スパイシーカレー ろか)
住所 :東京都新宿区百人町1-24-7 シュミネビル 1F
電話 :03-3367-7111

コメント

JR中央・総武線各駅(停車)「大久保駅」南口より、徒歩1分。西武新宿線「西武新宿駅」北口より、徒歩4分。JR山手線「新大久保駅」東口からだと徒歩5分程度。

予約は記帳式。現金のみ。ビブグルマンにも選ばれたカレー屋だけあって、大人気。
カレー以外にも魯肉飯等高い人気を誇る名物メニューもある。

白石伸生:発信のプロレス情報

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白石伸生が運用しているブログにてプロレス情報を発信中。

【配信スタート!!】『真夜中のレッスル&キングダム』

清野茂樹アナがパーソナリティを務めるPodcast新番組『真夜中のレッスル&キングダム』が毎週水曜夜22時~配信! 
 
第42回のゲストは、エル・デスペラード選手(後編)!

●清野アナの前段は「“プロレス界一の相撲好き”と“相撲界一のプロレス好き”」

・第1回ゲストが再び登場!!
・AEWの控室でランスが意外な反応!?
・帰国の朝4時半に「今日の飛行機はもう乗れない!」
・2日目朝は悪天候「コレ飛ばないんじゃない?」
・セントルイス⇒ワシントン⇒まさかのダラス!
・隣の席は「とても愛想の良い重量級のおじさん」
・PCR検査場を探して、ターミナルを疾走!!

●『真夜中のレッスル&キングダム』とは?
毎週水曜夜22時~定期配信! 清野茂樹アナウンサーがパーソナリティを務めるPodcast番組『真夜中のレッスル&キングダム』が、プレミアムプランでスタート!


棚橋弘至が後楽園ホール大会の様子や昼食の様子を更新

後楽園ホール大会の様子と、棚橋弘至がデザインをプロデュースした「ITSUZAI ユニバーシティ」パーカーを着た姿を見せた。

他にもワイルドな昼食や、自身がプロデュースしたパーカーを着る姿を更新した。

また、棚橋が出演している新日本プロレスプレゼンツのラジオ番組「プロレス聴こうぜ!」はYouTubeでも聴けるので、聴きたい方は以下から。

長州力、武藤敬司と山梨を訪れる

長州力、「何故か近くて少し遠くに感じるのはなぜかな、、、」というコメントと共に武藤敬司と山梨県にいる様子がアップされる。

真壁刀義4月20日にアメブロを更新!

ある映画撮影中であるということを伝えるとともに、オフの一日をどうやって過ごしたか、をファンに報告。

コンビニのパスタやサラダの他、いちごが挟まった甘いサンドイッチを頬張る様子を載せ、スイーツ真壁ぶりをアピールした。

新日本プロレスのオフィシャルファンクラブTeam NJPW「新規入会」「継続」受付を実施

後楽園ホール大会の会場内にてオフィシャルファンクラブTeam NJPW「新規入会」「継続」受付を行います。会場にて「新規入会」のお手続きを頂くと、会場入会限定特典として、会報誌のバックナンバーの中からお好きな1冊をプレゼントいたします!

また、7月25日(日)東京ドーム大会、9月4日(土)5日(日)メットライフドーム大会でご好評いただいた限定ステッカープレゼントの延長も決定いたしました。「新規入会」または「継続」のお手続きをされた方全員へオリジナルステッカー1枚をプレゼントいたします!


「Game*Spark」で、真壁選手とEXILE世界さんの対談が掲載!

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「Game*Spark」で、真壁選手とEXILEのオタク系パフォーマー・世界さんの対談が掲載!
ゲーム『マーベル ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』をプレイしながら、その魅力を語りました!

是非チェックしてください!

★掲載情報
媒体名:「Game*Spark」
タイトル:『スイーツ好きの凶暴プロレスラー・真壁刀義(新日本プロレス)とEXILEのオタク系パフォーマー・世界が10月26日に発売されたゲーム『マーベル ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の時空に飛び込む異色対談』

棚橋弘至選手と菅林直樹会長が、メキシコ大使館を表敬訪問

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4月1日、都内のメキシコ大使館に、新日本プロレスの棚橋弘至選手と、菅林直樹会長が、メキシコ大使のメルバ・プリーア氏を表敬訪問しました。 
今回の訪問は、メキシコCMLLのサルバドール•ルテロ•ロメリ社長からご紹介頂いたことで実現したもの。

当日は、棚橋選手のメキシコ遠征時代の話や、新日本プロレスとCMLLの関係、メキシコと日本のプロレスファン気質、また二国間のプロレスを通じての交流についても語り合いました。

プロレス初心者向け、プロレスの情報

プロレスとは?

プロレスは、リングで観客へ見せることを目的とした攻防を展開している格闘技を基本としたスポーツ、パフォーマンスアート、エンターテインメントもしくは、その試合を複数展開することにより開催されている興行のことである。正式名称はプロフェッショナルレスリング。興行レスリング、職業レスリングとも呼ばれている。
古くは西洋相撲(角力)と呼ばれていた。アメリカなどではレスリングとも呼ばれている。メキシコではルチャリブレ、ヨーロッパではキャッチ・アズ・キャッチ・キャンと呼ばれている。

試合は投げ技、関節技、打撃技、時には凶器などを用いて行われて試合において闘う者をプロレスラーもしくはレスラーと呼ばれている。

アメリカ、メキシコ、日本などにおいて歴史があり複数のプロレス団体を有しており世界各国で興行が連日開催されている。興行がない国においてもテレビとインターネットを通じて世界中の人にも楽しまれている。

興行会社が、試合その他で構成される興行を開催することで観戦料などの収入を得るビジネスモデル。プロレス業界において興行会社は「団体」と呼ばれている。アメリカのプロレス団体「WWE」を代表とする台本の存在を公にしているエンターテインメント系団体と、日本の主流である競技性を前面に押し出している団体が存在する。
また女性のプロレスラーの行うプロレスは特に女子プロレスとされ区別される。それ単独での興行は存在しないものの低身長症のプロレスラーが行うプロレスは「ミゼットプロレス」と呼ばれる。

事業収入を得ないアマチュア組織も存在し、中でも学生の愛好家達によるものは学生プロレスと呼称される。
本来、メキシコを除いてはライセンス制度が無いため厳密にアマチュアとプロを分類することは不可能であるが、強いて分類するなら観戦料徴収の有無で分けることが出来る。
アマチュアプロレスは地域の催事ないしは祭事でプログラムの一環として行われることが多く、「アマチュアプロレス」という表現が矛盾していることもありプロではないがプロと同じ形式という意味で「プロスタイルレスリング」、「ノンプロ」との合成語として「ノンプロレス」と表現されることもある。
1つの地域に重点を置く地域密着型と都市圏を中心に全国を回る巡業型がある。

勝敗を競う形式を取るがアメリカのWWEはあらかじめ作られた台本に則って行われている「エンターテインメント」であることを明らかにしている。
理由としては、筋肉増強剤などの昨今のプロスポーツと薬物の問題が根底にあるが、その他にも、スポーツ委員会よりも興行(娯楽)として登録する方が保険料が低く済みコストダウンに繋がることや株式上場の際に経営透明化という観点から業務内容を公開する必要があったためである。

運営

事業内容
エンターテインメント産業とほぼ同じ事業形態で運営が行われている。

事業形態

球場、体育館、イベントホール、屋外などを試合会場として、そこへリングや周辺器材(フェンス、椅子等)を設置して有料で試合を観戦させる「興行」が主な事業である。
会場の規模と観客数は団体や興行規模により様々であり、数万人を動員することもあれば、数十人程度の観客を相手に興行することもある。WWEのWrestle Mania32では10万人を超える動員に成功した。
1つの興行には5試合から10試合を行うことが多い。これらの興行はシリーズの中に組み込まれることが多く、団体は選手と従業員、器材を移動させつつそれを行わせる。
これを「巡業」と呼ぶ(巡業については後述)。また、経済的あるいは他の事情から巡業を行わない団体も存在する。
それらは、団体が所有してリング等を設置している「常設会場」を使用するか、限られた地域にて営業している会場を使用している。事業収入の柱となるものは以下の様なものである。

観戦料

観戦の際必要になる有料入場券(チケット)の売り上げ。自主興行では事業収入の重要な柱の一つである。価格は3,000円から20,000円程度と幅広く、興行の規模や座席種により推移する。
WWEの最大イベント「レッスルマニア」では最も高額なリングサイド席で2,000ドルにもなる。
地方興行などではコンサート同様にスーパー、コンビニで割引優待券が配布されていることもある。

また、他のスポーツ興行と同様に法人顧客にある程度まとまった数を販売して法人が自身の顧客に対して販促の一環として配布したり余れば福利厚生の一環として従業員に配布することもある。
なお、ビッグマッチを除き、地方興行ではプレイガイドでの販売数はそれほど見込めないため法人営業力の重要性は高い。
また、選手自らチケットを販売(手売り)する事も珍しくなく、主にインディー団体においては、それが選手の収入に繋がっていることもある。

なお、人望のあった選手などが重い病気や重度の負傷、リング内外の事故により事実上の廃業、あるいは長期欠場を余儀なくされた時、その選手やその家族のために闘病・療養費用などの一助にしようと選手有志や縁のあった団体などの協力という形で選手のための興行が行われて観戦料などの収益がその選手に渡されることもある(ガンで引退した冬木弘道の引退試合など)。

グッズ販売

プロレス団体がTシャツやタオルなどの衣料品、パンフレット等を製作して販売することによって得る収入。
会場の売店での販売が中心だがスポーツショップでも販売している。近年は通信販売を行うプロレス団体も増えつつある。また、会場の特設売店やイベントで選手が購入者へサインを贈る等のファンサービス販促を行うこともある。
これらは粗利が高く日銭を稼ぐことが出来るため、零細団体ほど比重が高くなる。グッズが製作できなくなるとプロレス団体は経営的に破綻寸前であることが多い。
また、ゲームソフトなどのロイヤリティーも含まれる。

コンテンツ販売

試合を収めたDVDの販売、インターネットでの配信を行うプロレス団体もあり、アメリカのインディー団体では映像ソフトにパッケージという目的を持って試合を行う場合もある。
近年では携帯電話サイトの有料会員向けに待ち受け画像、着声などを配信するケースも増えている。

広告料

リングやパンフレット、チケット裏面などの広告スペース料。冠興行での協賛金など。

テレビ放映料

地上波、BS、専門チャンネル放送事業者からの放映料。
かつては、地上波テレビ放送が無い団体では経営が成り立たないと言われていたが、UWFがビデオ販売でヒットを飛ばしたことやケーブルテレビ、CSで放送される有料専門チャンネルの増加などから必ずしも地上波での放送がなくとも経営ができるようになった。新日本プロレスやWWEなどではビッグイベントをPPV方式で販売して収入に直結させている。(新日本プロレスは、テレビ朝日で毎週土曜日深夜2時に放送している。)

所属プロレスラーによる芸能活動

プロレス団体を所属事務所として出演するテレビやラジオ、各種イベントでのトークショー、映画・Vシネマなどへの出演料。プロレスラーが主演を務める作品もあり、俳優業を本職としたものもいる。

飲食店経営

プロレス団体が運営する喫茶店やレストランの事業収入。全日本女子プロレス、大日本プロレス、DDTプロレスリングなどでは、新人プロレスラーを中心とした所属プロレスラーや引退した元プロレスラーがスタッフとして働く店を経営する例もある。
また、大阪プロレス、スポルティーバエンターテイメントのように常設会場にカフェ・バーなどの飲食店を併設しているケースもある。

興行権販売

主に地方での巡業であるが、各地方のプロモータと呼ばれる興行会社(いわゆる勧進元)に一定額で興行権を販売する。地域に根ざしたプロモータが営業活動、宣伝活動などの業務を行うため、プロレス団体のスタッフの負荷が軽減できることや不入りであっても安定した収入を得られる点が利点。
このような興行は「売り興行」あるいは「委託興行」と呼ばれる(大相撲における地方巡業やプロ野球における地方球場での公式戦でも見られる形態)。逆にプロレス団体自らが興行を開催して、直接収入を得る興行を「手打ち興行」あるいは「自主興行」と言う。
興行形態としては他にプロレス団体とプロモーターで負担を分担し合う「分興行」(いわゆる「合同興行」で採られることが多い)、団体が一部経費を負担して残りをプロモーターが負担する「乗り興行」(プロボクシングで多く見られる形態。
プロレスでは「プロレス夢のオールスター戦」「夢の懸け橋」などが該当)がある。
元選手が引退後にプロモーターに転身することもある。現役選手でも出身地や縁の深い場所で興行を行う際、興行権を購入して取り仕切ることもある。
また、一部のプロモーターが興行権を団体から購入せず自らの手で興行を打つこともある。
祭事、催事のプログラムの一環として試合を行うこともある。代表例はフリーマーケットや競艇場など。変わり種として結婚式の余興で行うこともある。

社長プロレスラー

日本のプロレス団体における特徴の1つとして現役レスラーまたは引退したレスラーが社長業を兼務するというものがある。
日本のプロレス団体運営システムの始祖である力道山から始まった形式。日本プロレスから派生した新日本プロレス、全日本プロレス(2019年7月現在はいずれも後述する「背広組」の経営)もこの形式を踏襲したほか2019年現在もWRESTLE-1、DDTプロレスリングなど、この形式を取る団体は少なくない。
女子プロレスでもLLPW-X、センダイガールズプロレスリング、OZアカデミー女子プロレス、ワールド女子プロレス・ディアナ、プロレスリングWAVEが該当する。引退したプロレスラーが社長を務めるプロレス団体としては過去には国際プロレスなど、2019年現在はPURE-Jなどがある(PURE-Jについては現役から継続)。
主演スターが座長も兼ねる劇団に近い形態といえる。

興行の現場を知るものが社長業を行うことで、現場(レスラー)との乖離を避けることが出来たり、スポンサーとの営業活動などに利点がある。

しかし、ワンマン体制や血縁、同族企業になりがちとされ、また、プロレスの試合におけるセンスと経営の能力は別物であるため、経営を手助けする優秀なブレーンとなる存在が無ければ維持することは難しい。
さらに、特に主力選手が社長を務めるケースにおいて、プロレスラーとしてのコンディション維持に必要なトレーニング、休息、リハビリなどの時間の確保が困難になり、三沢光晴の死亡事故を機に問題視する声も出ている。

これに対して選手出身ではない者(「背広組」と呼ばれる)が社長や経営幹部を務める場合は、経営と現場を分離できるものの、両者の間に軋轢が生まれて分裂、活動を停止するケースも存在する。
さらにプロレスラー出身のトップから交代した場合、絶対的な影響力を持つ社長プロレスラーの退陣によって(プロレスラー、背広組問わず)後任者が選手やフロントをまとめきれず瓦解するケースも少なくない。

このためJWP女子プロレスのように背広組社長は会社経営に専念して、現場にかかる業務のほとんどを選手に委ねるプロレス団体も存在する。

一方で「背広組の社長がプロレスラーになる」ケースもある。
WWEでは会長であるビンス・マクマホンが(時期によるが)自ら試合に出る。彼は「背広組」であるが、これは演出の必要上もあるが、レスラーとしての出場例である。
また、FMW社長の荒井昌一はプロレスラーとしての訓練は積んでいなかったが、演出としてリングでプロレスラーとの乱闘を演じたことがある。
I.W.A.JAPAN社長の浅野起州も元はプロモーター出身の背広組だが、2000年の「プロレスラーデビュー」以後時折試合に出ていた。
ハッスルMAN'Sワールド最高経営責任者の草間政一の場合は、レスリング経験者ということもあり、2010年に「プロレスラーデビュー」して勝利を収めた。

巡業

日本のプロレス団体でツアー展開をする場合は、相撲の地方興行やサーカスと同様、巡業の形態を取ることがある。
メジャーと呼ばれる大規模団体が開催する興行数は年間100試合前後と他の格闘技と比べて圧倒的に多く、スタッフはリングや周辺機材を積んだトラックで別移動するが、プロレスラーは集団でバスなどを用いて移動して同一のホテルなどに宿泊する。

競技性を売りとするUWF系の団体では、コンディション調整に時間を割くため、興行数は年間数試合から数十試合程度となっている他、対戦するプロレスラー同士が会わないよう、別のホテルに宿泊させて競技性の保持に務めた。

集客数は、試合の会場とする場所にもよるが、スタジアムなどの大会場では数万人規模、地方の体育館やイベントホール、屋外グラウンドなどの会場では数千人から少なくとも千人程度までの集客を見込んで興行を打つことが一般的である。

興行の際の会場使用料に関しても、主要アリーナや公共の体育館は入場料を徴収するアマチュアスポーツ大会使用時よりも高額(入場料を徴収するアマチュアスポーツ大会使用時の使用料より3から10倍程度)に設定されている。使用料自体も、開催曜日(土曜・休日は平日よりも高額となる会場もある)、使用時間帯(定額制の会場もある。
時間帯制の会場は時間が遅くなるほど高額になる)、最高入場料(特別リングサイド料金)、観客席の使用の有無などで会場によって異なっており、設営から撤収までの時間で使用料が決まる。
会場使用料には基本使用料の他にも、時間外使用料、冷暖房料金、照明料金、テレビ中継を行った際の設備料金などの付帯料金やパイプ椅子など会場設備を損傷させた場合の弁償料などが加わる。

使用料の支払は基本的に前払い(前払いの場合は支払期限があり、期限を過ぎれば予約は自動的にキャンセルとなる)であるが、予定よりも伸びた場合の時間外使用料や会場設備を損傷した場合に生じる損害賠償は、後日会場側から団体に請求される。大日本プロレスは損害賠償のリスクを回避するため、会場によってマッチメイクを決めている。
国際プロレスはジプシー・ジョーが参戦したシリーズでは損害賠償に悩まされていた他、新日本プロレスは観客が暴動を起こしたために使用料をはるかに超える損害賠償を請求されたり、使用禁止を言い渡されたことがある。
全日本女子プロレスは、急遽後払いに変更した会場使用料を滞納したために会場の管理者から告訴されたことがある。

会場や興行の規模によっては、使用申込後に他のスポーツイベントや行事などとの日程を調整する利用調整会議への出席が義務付けられている会場や使用申込後に団体の信用度などの事前審査を行う会場もあり、会場の事前審査によっては使用不可となる場合もある他、使用料の滞納などで使用禁止となる場合がある。
一旦使用料を支払えば、開催中止の場合でも使用料を返還しない会場が殆どであり、その場合は巡業の収支にも大きく影響する。

海外ではプロレスラーの現地集合、現地解散の方式を取ることが大半で個別行動が基本。
新人や若手レスラーは、移動経費の節約のため、自動車や先輩選手の自家用飛行機に相乗りで移動することもある。それが故に、大剛鉄之助やジョニー・バレンタインが事故でプロレスラー生命を絶たれたり、アドリアン・アドニスが移動中の交通事故で死去したケースもある。
日本でもJWP時代のデビル雅美やFMW時代の大仁田厚は自家用車に後輩を乗せて移動していた。

近年では何らかの形で常設会場を設けて地方巡業を行わないプロレス団体も増えてきている。
主にローカルインディーや草の根インディー或いは「どインディー」 というスラングで呼ばれる極めて小規模な団体がこの形態を取ることが多い。

こうしたプロレス団体はメジャー団体や中規模インディ団体のように集客数の採算分岐点の大きく、かつ会場使用料が高額な大会場を用意する経営体力がないため、仮に巡業を行う場合であっても小規模な公民館や体育館の一室、或いは駐車場の一角で平均百人前後、多くても数百人程度の集客で興行を成立させる運営を行っていることが多い。

リングさえ用意してしまえば何処でも興行会場になるとも言えるため、極端な場合ではプロレス団体事務所の敷地内にリングを置いたり、リングが常設されているプロレス団体の道場に客を集める形態(いわゆる道場マッチ)を取る場合もあり、数十人から数人程度の観客動員でも興行を成立させたと見なしてしまう零細団体も存在する。

海外ではプロレスラー自身が各地のインディー団体を転戦するケースも多く、この形式はインディーサーキットと呼ばれている。

2010年代以降、YouTube/Ustream等の動画配信サービスを利用し、道場もしくはスタジオで行う無観客試合を配信する形で興行を行う団体も出てきており(『19時女子プロレス』、『NOAH “NEW HOPE”』等)、これらも通常巡業は行わない。

進行形式

プロレスの興行は1日で5から10程度の試合が行われて間に1度休憩が挟まれる。トータルの興行時間は平均して3時間前後が基本。試合の構成は以下の通り。

  選手入場(テーマ曲が流されて会場によってはライトアップなどの演出が取られる)
   選手名、身長や体重などの紹介
   試合開始
   試合終了
   選手退場(勝利者のテーマ曲のみが流される)

WWEなどのように選手名を告知してから入場してリング上では告知を行わない団体もある。

選手入場の際に用いられるテーマ曲はアーティストによる既存曲と選手個人または団体が制作を発注したオリジナル曲がある。試合をパッケージ販売する際の著作権処理の煩雑さと使用料回避のため、オリジナル曲を使う傾向が強くなっている。
コスト削減のためパッケージ販売時には入場シーンに別の曲を編集で用いたり入場シーンそのものをカットしているものもある。

また、タッグマッチ(詳細は後述)の入場、退場時に用いられる曲は「格上」のプロレスラーのものであることが基本である(大物同士のタッグでは同格であることを強調するため両者のテーマ曲を混合した曲を用いることもある)。
アングル上の決着戦の場合は通常と異なる前奏を付加したものやタッグマッチ時に1人ずつテーマ曲に合わせて入場するといった演出が施される。

ルール
スタッフ
試合を行うプロレスラーの他に試合を行うために必要なスタッフとして次のようなものがある。

コミッショナー
  試合の最高責任者。
レフェリー
  試合の審判員。
リングアナウンサー
  選手、レフェリーの紹介等、試合の司会、進行役を行う。
タイムキーパー
  試合時間を計時し、レフェリーの合図、時間切れでゴングを鳴らして試合の開始、終了を他のスタッフ、観客に告知する他、試合結果の公式発表を行う。
リングドクター
  試合等で負傷したレスラーに対する処置を行う。
実況、解説を含む場内放送係員
  場内放送設備を操作して実況、解説を行う傍ら観客に注意を促すなどの呼びかけを行う。

基本ルール

基本的なルールはほぼ以下の通りである。勝敗は以下の状況に至ったとレフェリーが認めて、その旨を宣告した時点で成立している。

フォール
  対戦相手の両肩をマットに押しつけ(フォールという)、レフェリーが3カウント数える。

ノックアウト(KO)
  10カウントの間立ち上がれないでいること(レフェリーによって、またカードによって、カウントのスピードは異なる)。

リングアウト
  10カウント、ないし20カウントの間リングの外に出ていること(WWE、TNA、全日本プロレスなどが前者を採用、日本のプロレス団体の多くは後者を採用)。新日本プロレスや国際プロレスではリングアウトは20カウント、エプロンアウトは10カウントである。

ギブアップ
  口頭での敗北意志の提示をする。

タップアウト
  相手の体の一部またはマットを叩くことにより敗北意志の提示をする。

レフェリーストップ
  関節技を受けている選手がギブアップやタップアウトせず、これ以上技を受け続けていると重傷を負うと判断した場合はレフェリー権限で強制的に試合を終わらせる。
スリーパーホールドなど絞め技の場合はレフェリーが絞められている選手の腕を上げてから離して3回腕が落ちれば負けとなる。
日本プロレスリング・コミッション認定プロレスリング競技規約(以下、「日本コミッション認定規約」)ではレフェリーストップは国際柔道連盟と同様、失神など実際に試合続行不可能になった時だけになっている。

反則勝ち(反則負け)
  レフェリーに暴行、凶器の使用、セコンドや他のプロレスラーの協力的乱入があった場合、行為を行った側が強制的に負けとなる。ただし、例外もある(詳しくは下記参照)。
セコンドからのタオル投入(TKO)
オーバーザトップロープ
  トップロープの上を越えて場外に落ちたら失格となるルール。主にバトルロイヤル形式の試合で採用される。またアメリカでは相手選手をトップロープの上を超えて場外に落とした場合反則負けとなるルールが過去に採用されていた。

その他に次に掲げる代表的なルールがある。

基本的な攻撃は投げ技、絞め技、関節技、蹴り技、打撃など。
プロレス団体により、詳細は異なるが一般的なプロレスのルールでは反則は5カウント以内に止めなければ反則負けとなる。これは逆にいえば5カウント以内であれば反則攻撃が認められている[13] ということであり、プロレスの試合における攻撃手段や表現のバリエーションを形成する要素となっている。
禁止されている攻撃として、目(サミング)、のど(チョーク)、急所への攻撃(ローブロー)、噛みつくこと、拳での突き技、つま先での蹴り技、1本のみの指を取ることなどがある。ただし打撃系の反則技は後述の5秒ルールのため相手の体に断続的に密着しない限りは注意のみで反則を取られないので事実上は反則技でないことが殆ど。(ローブローのみ例外の場合がある。)日本コミッション認定規約ではのどへのチョークは反則と書いていない。また、2本のみの指を取るのも反則である[12]。
観客用のイスを始めとした武器(凶器)での攻撃は反則とされるが、団体によっては即時に反則負けとなる場合もあれば、カウント内での使用が認められる場合もある。同じ団体の試合であってもレフェリーによって判断が異なることもある。

ロープブレイク : 技をかけらているレスラーの体の一部分がロープ外のリングサイドエプロンに完全に出た場合は、技の解除が求められる。フォール中の場合は、カウントはストップされる。

原則的に四肢の場合、手なら肘より上、足なら膝より上がロープに出ないとロープブレイクと見做されないため指先が触れただけの場合などはレフェリーがロープを叩く蹴るなどして一旦離して再度きちんとしたロープブレイクを求めることもある。またロープを利用したり、掴んでの攻撃は原則的に反則である。
日本コミッション認定規約ではロープブレイクの規定がない。

試合時の服装規定は無い。そのため普段着で試合をしたり、ニーブレース(knee brace、金属製の強固な膝サポーター)などを着用して試合をする選手もいる。

日本プロレスリング・コミッション認定プロレスリング競技規約

この規約は新日本プロレスと国際プロレス合意のもと制定された。両団体と日本以外のプロレス団体NWA、WWF、NWF、IWAで採用実施している競技規則を原則的方針として制定され、両団体は厳格に遵守、服従しなければならない。1980年11月20日発効。

試合形式
プロレスの試合は多くは何分何本勝負、という形で行われる(ヨーロッパ及び力道山時代の日本ではボクシング同様のラウンド制の試合も行われていた)。1980年代以降の日本では、ほとんどが一本勝負で行われている。かつて日本でもタイトルマッチなどで行われた3本勝負(2本先取で勝利)は過去現在を通じてメキシコでは主流の試合形式である。試合時間は概ね10分から無制限まで千差万別であるが、タイトルマッチは60分1本勝負<過去には61分3本勝負などのルールもあった>が主流である。アメリカのテレビ放送用の試合では「放送時間内1本勝負」(つまりテレビの放送時間終了までに勝負がつかなければ引き分け)という例もあった。


他ブログ


  • 最終更新:2023-05-24 14:25:11

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